初冬の新宿御苑を訪れた。
紅葉に遅かったのか、早かったのか解らない。
平日のせいか意外に空いている苑内をゆっくり歩いた。
ケバケバしい紅葉ではなく、落ち着いた品の良い初冬の色が心地良い。
これぞ大名庭園の持つ上品さであろう。
やっと、今冬、初めて味わったような清々しさで満足感に包まれた。
改めて、新宿御苑の良さを知った想いであった。
国会では、連日、国政そっちのけで、「ここで行われる桜の会」論議に
「いい加減にしろ」と当の御苑も国民もうんざりであるが、
挙げ句は、40日間も国会を延長し、途方も無い国費を無駄に使い捨てたいと言う
相変わらずの国民感覚とは程遠い永田町に猛省を求めたいものだ。