散歩道に白い窓の家がある。
いつも目にしていたが、特に印象もなく通り過ぎていた。
その白い窓に寄り添うように白い花が咲いた。
「へぇ〜」と思いながら通り過ぎたが、なにか記憶に引っ掛かっていたらしい。
今日、その花と白い窓が目に入ったら「撮りたい」と思った。
季節やバランスの取れた花が加わると、まったく違う光景になるものがある。
自宅に戻って、「まだ今年は風鈴を出していなかった」と思いだし
台風も過ぎたので、いつもの場所に風鈴を下げた。
昨年、孫娘が書いてくれた短冊をそのまま付けた。
窓越しの心地良い音色が外の風を伝えてくる。