近くの空き地が草ボウボウで腰まで伸びていた。
丁度、散歩の帰り道。大勢の作業員が入り、
草刈り機の音も高らかに一斉に刈り取り作業を行っていた。
ふと足下を見ると、草むらから逃げ出してきたのかクビキリギリスがうずくまっている。
住処を追われ、慌てて逃げてきたのだろう。
可哀想なので、捕まえて帰り、庭の山紫陽花の木に放す。
あとで写真を撮ろうと思っていたが、カメラを持って見に行くといない。
「居るのは解っているぞ」と目を凝らして探すと「いた!」
なるほど、こんな風に擬態よろしく木に同化して隠れるのか〜と感嘆。
見付かっていないつもりでいるところに、ソッとレンズを向けた。(^^ゞ