精巧なガラスは、一見、何もないように見えるほど透明性を持っている。
その透明性が故に、わざわざ、ドアなどに「注意」を運がしている。
古い明治時代の建物に使われているガラスは、独特の歪みが味わい深く、
逆に、今では、この歪んだガラスは造れないので貴重だと言う。
その歪んだガラスへの得も言われぬ映り込みは、不思議なほどに魅力的である。
ガラスと言えば、以前に訪れた小樽のガラス街を思い出す。
北国とガラスの街という響きに、ロマンチックな気分になりながら歩いた。
安いお土産モノは中国産の輸入が多いと聞き。少々ガッカリもしたのものだが、
やはり、地元の職人による手間を厭わない手作りの本物には強く魅せられたのを思い出す。
2枚目は EOS 20D で撮影