テレビから天気予報が、「今日しかない」と伝えているので、
皇居、千鳥ヶ淵へ出かけた。
地下鉄から地上へ出た途端、歩道を埋め尽くした人の渦に巻き込まれた。
丁度、武道館で大学の入学式もあり、さらに人で溢れそうである。
周りから、多種多様、いろんな国の言葉が聞こえてくる。
東南アジア系の女性数人が、着物を着た上にリュックを背負いハットを被っている。
もう、なんでもありである。
お堀へ目を遣ると、アッと声が出る。
毎年見ているのに、この見事な桜には圧倒されてしまうのである。
あちこちで感嘆の声が上がっている。
人の波に流されながら、適当な場所でレンズ向けながら歩く。
毎年来ているので、大体の目星、予想が付いたポイントが頭に浮かぶのである。
どれほど混んでいても、「来て良かった〜」と思わせる桜である。