ガラスの森美術館で、世界の「香水瓶」の展示が行われていた。
沢山の数が展示されていたが、どれも、名だたる名品揃いであるらしい。
新聞などで、一品ごとに、特集記事で驚くほどのスペースを取って、事細かに取り上げられていた。
また、それらが特集された本までも発行されているという逸品ばかりであると言う。
凡人の私には解らないが、その小さな一品一品が大層な方法で展示されていることでも察しが付く。
きっと、中世の宮殿で貴婦人達に愛用されていたのであろう。
これも目の保養であったが、残念なのはマクロレンズを持参しなかったことである。
暗い展示室の中で息を止めガラス越しに、どれも5㎝ほどの小さな瓶を辛うじて何点かを撮った。
ランプではない、これも本当に小さな香水瓶なのである