長年、ステーキは落ち着いたレストランで楽しんできた。
その概念が一変してしまった。
新しいビルにオープンしたステーキハウス。
入り口に、「当店では300gレアー以上が基本です」と書かれている。
長い列で順番を待って案内され、席を確保したら席札を持って注文カウンターへ、
肉の種類と焼き方を指定し精算をしてから席に戻る、程なく、注文のステーキが席へ運ばれてくる。
ナイフ、フォークも自分でとり、基本以上のタレや調味料は各自の好みで使う。
今迄、せいぜい200g〜250gで、300超えを頼んだ記憶がない(沖縄であったかも)のに、自然と300越えを注文する。
客ごとに独立のテーブルではないが、思ったより余裕もある十分な席で窮屈感はない。
なるほど、周りも、見慣れない大きさのステーキにフォークを運んでいる。
私は、リブロースやサーロインより、もっぱらヒレのミディアムが好みである。
正直、味も申し分ない、値段もリーズナブルであり、長蛇の列になるのも仕方ないであろう。
今回、2度目だったが、これからも、時々、長い列に並びそうである。