朝夕の散歩、「なにか、ないかなぁ〜」と目が探しながら歩く。
なかなか撮りたいと思うものには出会わないものだ。
野生化した朝顔が夜来の雨に濡れていた。
撮ってみようかなとレンズを向けると、朝の心地良い風に揺れて
まるで、「撮らないで!」とイヤイヤをしているように首を振り続け、真面に撮るのは無理な状態だが、
「これをタイミングを合わせ止められるかな?」と全く違う興味が出た。
首振りの折り返し点のタイミングに合わせ15〜6枚シャッターを切った。
結果、どうにか止まって見えるのが、この一枚だけ。
こんな遊びをして何になる?と自問自答の朝である。