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彩りの軌跡

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2016年 05月 28日

花咲か爺さんの Zenobia カメラ

久しぶりに、花咲か爺さん(近所の花作りお爺さん)の育てている花を撮らせていただいたのでプリントをお届けした。
ご夫妻で、嬉しそうに、ご自慢の花の写真を楽しまれながら、縁側で、話はいつの間にか、花からカメラへ。
昔は、「こんなカメラで随分撮っていたんですよ〜」と持ち出してこられたのが、このカメラ。
構えてみると、初めての体験だが、左指でシャッターを切る仕様になっていた。
私は、初めて目にしたカメラだったので、帰宅後、ググってみたら、
終戦後間もない 1953年(昭和28)に 第一光学から発売された蛇腹式のカメラであった。
きっと、当時は、大変高価なカメラであったのだろう。
ご自分で現像もされていたらしく、苦労話にも花が咲いた。
しばらく、大先輩のカメラ談義を伺って失礼したが、珍しいカメラと面白い話に楽しい時間であった。

花咲か爺さんの Zenobia カメラ_a0261169_1514896.jpg

ついでに撮った庭先の花
花咲か爺さんの Zenobia カメラ_a0261169_1541067.jpg


by taketyh1040 | 2016-05-28 00:03 | 道具・機械 | Comments(2)
Commented by GEM at 2016-05-28 21:51 x
こんばんは
蛇腹カメラですか、年季が入っていますね。
なるほど フィルム巻き上げダイヤルの前にあるのがシャッターボタンですね。
蛇腹部分もひび割れなどもなく 大切に保管されている様ですね。
出来上がった写真を前にする話も楽しいですが、矢張り機材の話 その思い出話に
聞き入るのも 楽しい交流のひと時ですね。
SLR機の名器ニコンFの登場までは少し間がある様ですが、あの時代もこういうカメラを
作っていた日本 少し誇らしい感じがしますね。
Commented by taketyh1040 at 2016-05-28 22:24
GEMさん こんばんは。
ご自分が育てた花を綺麗にとって欲しくて、ご夫妻で、いつも待っていてくれるようなので、
時々、お伺いすると、「この花と、あの花を・・」というように頼まれます。
最近は、コンパクトカメラで大まかにしか撮られていないそうなので、出来るだけご希望に添って撮りますが、
通りがかったときに、何気なく勝手に撮らせてもらった写真が気に入るようで、喜んでいただけるのは嬉しいことです。
こんな風なお付き合いが出来るのも写真のお陰ですね。


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