デジタルカメラで撮りだしてから、最初のほんの短い期間を除いて
ほとんど、当然のようにRAWで撮り、いちいち現像をしてきた。
そして、自分なりに納得する絵を創り出してきたつもりであった。
今回、ほんの気まぐれのように、「そう言えば JEPG と RAW の同時記録があるのだから使ってみよう」と設定をしてみた。
撮った画像を読み込んでみて、考えてみれば当たり前なのだが、現代のJPEG の完成度に驚いた。
膨大な枚数を撮った日など、目を充血させ肩の凝りに呻きながら(楽しみながら)現像してきたのは何だったのだろう ?
別の意味で、十年以上もたってから、昔のRAWファイルを現像し直してみると、
ソフトの進化や多少なりとも自分の現像技術の向上で、遙かに良い作品に再加工できたRAWの優位性も知っているが、
もっと気楽に、ケースバイケースで使い分けて良いのではないかと思い直している。
いやぁ〜、今日は大きな転換期にさえなりそうな気がする。
以下は、すべてJPEGの撮って出しである。